商品・サービスを売る方法

IT事業

1. はじめに

人は、社会人になると経済活動を行なわなければいません。

日本国憲法第27条にも「勤労の義務」が規定されているように、経済活動なくしては、衣食住を得ることできないでしょう。

経済活動を行なうためには、起業するか、就職するかで職を手にする必要があります。

職を手にしたときに大切なのは、自社の商品・サービスをどのように売るのか。

今回は、商品・サービスを売る方法についてご紹介します。

2. 会社企業は利潤を追求するために商品・サービスを売る

自社の商品・サービスを売って利潤を得なければ、収入を得ることもできませんし、会社を継続させることもできません。

公務員や公企業の場合は、国民・住民に対して、均一したサービスを行なう必要がありますが、私企業の場合は、お客様に対して1つでも多くの商品・サービスを提供し、利潤を得ることが優先されるでしょう。

これは私立学校も同じことがいえます。

私立学校は、毎年定められた数の生徒を集めて経営を成り立たせる必要があるのです。

だからほとんどの私立学校で生徒を募集するための学校説明会を開いたり、学校外でもブースを設けて説明会を開いています。

一般企業では、自社の商品・サービスを他企業やお客様に売ることは、日常茶飯事で行なわれているのです。

3. 商品・サービスを売るためには自社の存在を宣伝する

私も学習塾を経営していた経験があり、そのときも商品・サービスを売ることを痛感しました。

あなたなら商品・サービスをどう販売するでしょうか。

私立学校の方は、生徒に入学してもらうために、どうするかを考えてください。

まず行なわなければいけないのが、自社のことを知ってもらうことです。

存在も知られていないのに、自社の商品・サービスを購入してもらえるわけはありません。

先ほど私立学校の例を挙げましたが、学校の場合は、学校説明会やブースを設けて、学校のことを知ってもらわなければいけません。

自社を知ってもらうための方法を、最優先に考えなければならないのです。

4. 自社を宣伝するためにはホームページ作成は必須

企業も学校も広告の仕方も工夫しましょう。

昔ながらの広告方法で、チラシを印刷してポストに投函といった方法は、広告方法として望ましくありません。

スーパーのチラシのように単発的なものであれば効果はあるかもしれませんが、基本的にモノやサービスを広告する場合に、紙ベースのチラシは効果は見込めません。

あなたは自宅に投函された紙ベースのチラシに目を通していますか?

目を通すことなく、そのままゴミ箱へ入れているではないでしょうか。

紙ベースの広告は、せっかく会社が費用をかけて作ったとしても、お金をどぶに捨てているようなものといっても過言ではありません。

あなたが欲しい商品・サービスがあった場合は、インターネットを使って検索するように、今の時代、お客様はネットを利用することがほとんどなのです。

言いかえるとホームページを充実させていない企業・学校は、世の中に自社の情報発信をできていないことになり、情報を知りたいお客様を逃しているのです。

まずは自社のホームページをきちんと公開しましょう。

コンテンツページによって「現在工事中です」「現在作成中です」などといったページもつくってはいけません。

それだけでお客様の信頼を損ねます。

5. 商品・サービスを売りたければ「自分を売る」

今回の記事で、もっともお伝えしたいことは、商品・サービスの売り方です。

多くの方は自社の商品・サービスを売る場合は、モノ(商品・サービス)を売ることに徹するでしょう。

モノを売るために、熱く商品・サービスの説明をしたり、学校の場合は、学校のいいところをアピールするでしょう。

もちろんそれで商品・サービスが売れることもありますが、商品・サービスは、継続して売れなければ意味がありません。

商品・サービスを売る方法として、もっともおすすめするのが「商品・サービスではなく、自分を売れ」ということです。

最近では、人は欲しいモノがあればネットを通じて購入することが可能ですが、企業や学校では、お客様と面と向かって話しをしながら商品・サービスの商談を行ないます。

その商談のときに、良い商品・サービスの説明をしている人の言葉・態度が悪かったり、愛想が悪いと、あなたはその人から商品・サービスを購入しようと思うでしょうか。

もし商品・サービスを売りたい場合は、熱く商品・サービスのことを説明してもお客様は購入しようと思いません。

あなたがどのような人かで、商品・サービスが売れるかが左右されるのです。

あなたがお客様と意思疎通ができる方であれば、商品・サービスが売れる可能性はグンと上がります。

6. 自分を売る一例 ーレクサスを例にー

例えばトヨタの高級ブランドの「レクサス」の営業マンは、お客様の多くが経営者や社長であることを見越して、社会情勢や世界経済についての知識・教養を有しています。

経営者や社長と話しが合えば、お客様の気もちが車を購入する方へ動くのです。

このように商品・サービスを売りたい場合は、モノを売ることに専念するのではなく、自分を売ることに徹することで、あなたが実際に売りたいモノを購入してもらうことができるのです。

レクサスディーラーの営業マンのように、自社のターゲットがどのような層なのかを見極めつつ、自分を磨き上げていくことで、あなたが売りたいモノ、集めたいお客様を呼び込むことができるでしょう。

私はそのことを痛感しながら、普段の自分磨きを欠かさないようにしています。

7. まとめ

今回は、商品・サービスを売る方法についてご紹介しました。

商品・サービスを販売することで、会社企業は利潤を得られますが、商品・サービスを売る前やらなければいけないことが2つありました。

1つは、自社を宣伝するためにホームページを作成すること、もう1つは、自分を売ることです。

商品・サービスを売る前提として、これら2つが確立さえていなければ、お客様を得ることは難しいでしょう。

今回の記事を参考に、まずはホームページを作成して、自分を売る努力を続けてください。

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