1. はじめに
あなたが生きがいを感じるときはどんなときですか?
仕事を生きがいに感じる方は少ないかもしれませんが、自分がやりたいことやって感じているときに生きがいを感じる方が多いはずです。
今回は、生きがいを感じるときはどのようなときか考えてみましょう。
2. 生きがいとは何なのか??
生きがいの感じ方は個々によりさまざまです。
「生きがいとは何なのか??」と考えると、簡単に言葉で表せるものではありません。
「人生の価値」「生きていく喜び」と解釈されることがあります。
あなたは何をしているときに生きがいを感じますか??
やりたい仕事をやっているとストレスが軽減される
将来どのような職業に就きたいかを考えたとき、学生たちは自分の就きたい仕事を挙げていきます。
今この記事をお読みの方で社会人の方は、ストレスを感じておられるでしょうか??
最もストレスを感じておられる方は、自分が就きたいと思っていない仕事に就いていたり、やりたくない仕事をやっている方の可能性が高いです。
自分が就きたかった仕事をしている方でも少なからずストレスを感じるでしょう。
以前に私はよく、先生をやっているときが一番良い顔をしていると言われたことがあります。
もちろん教育関係の仕事はストレスが溜まる仕事ではありますが、それに比例してやりがいがありますし、そこから生きがいを感じているのは間違いありません。
だからといって、ITや物販の仕事をしているときも生きがいを感じます。
どのような仕事でもストレスがかかるのは仕方ありませんが、生徒の喜ぶ顔やお客様の喜ぶ顔をみたときに、生きがいを感じているのです。
「1つの仕事に執着してはダメ?!収入を継続させる方法とは??」では、収入の話しをしましたが、第三者の喜ぶ顔はプライスレスのもので、お金で買えない価値があります。
やりたい仕事をやっていると、ストレスが軽減される可能性は十分にあるのです。
生徒に生きがいを感じさせる
私は生徒が将来に生きがいを感じてもらうために、中学生・高校生にある程度の目標をもたせ、それに向かって進路を考えさせています。
大卒でなければならない仕事であれば、大学進学をバックアップしますし、短大や専門学校で専門技術を身につける必要があるのであれば、短大・専門学校進学を支援するのです。
「学歴社会の崩壊!?実力社会から考える大学選びとは??」でもご紹介したように、大学、短大、専門学校は、明確な目標をもって進むべきところで、目標がないのに進学しても意味がありません。
生徒が希望する進路をサポートするのが学校の役割の1つですので、がむしゃらに大学進学を進める指導はよくないのです。
生徒が将来も生きがいを感じて歩んでいけるように、卒業させたいものです。
3. ストレスがあると生きがいを感じにくくなる
世の中でストレスが溜まっていない人はいません。
ストレスが溜まっていることを実感できていればいいのですが、一番大変なのは、ストレスが溜まっているのにストレスを感じていない人です。
ストレスが溜まっていることに気づいている方は、自分でストレスを発散しようと思えますが、ストレスが溜まっていることに気づいていない方は、ストレスを発散しようとすら思えません。
ストレスが溜まるとどうなるのでしょうか??
ストレスが原因とみられる症状
ストレスが溜まると体に以下のようなさまざまな症状が表れます。
●眠れない
●ふらつき・ふわつきがある
●ときおり平衡感覚がなくなる
●耳鳴りがする
●頭重感がある
●どことなく痛みを感じるときがある
これらはあくまで一例ですが、これらはストレスによって表れる症状ですので、医師に診察をしてもらったり、CT、MRIなどの精密検査を受けても「異常なし」と診断されることが多いです。
その「異常なし」という診断に、「自分はこれだけの苦痛があるのに、なぜ異常なしなんだ」と、これがまたストレスにつながり非常に悪循環になります。
薬による処方は避けるべきか??
診断結果が異常なしであっても、あなたが訴えている症状を緩和するために薬が処方されることがあります。
また先ほど例にあげた症状がストレス要因であると分かると、医師は睡眠導入剤や精神安定剤を処方することがあるでしょう。
医師が処方する薬を服用すると確かに症状は緩和しますが、ストレスから出た症状を化学的に緩和させるのは、体に大きな負担を与えているともいえるので避けるべきです。
ストレスを感じている間は、生きがいを感じることは少ないでしょう。
しかし薬の力に頼るのではなく、生活環境を見直しするのが先決といわれています。
ストレスが原因で体にさまざまな症状が出ているのであれば、ストレスをなくしていかなければなりません。
ストレスをなくすためには自分の好きなことをやる方法もありますし、誰かをたくさん会話することでストレスは軽減されていきます。
たわいものない話しでもいいので、今日あった出来事を周りの人にどんどん話しましょう。
ただ一度溜まったストレスを軽減するには相当な時間がかかりますので、あせらずに日々を過ごしてください。
4. まとめ
今回は、生きがいを感じるときはどのようなときか考えてみました。
生きがいを感じるためには、自分の好きなことをする・仕事をすることです。
しかし人生なかなかうまくいくものではなく、実際は自分がやりたくないことをしている人もいるでしょう。
そうなると人はストレスを抱えるようになりますが、ストレスの恐ろしさは記事でご紹介した通りで、体のさまざまなところに症状が出てきます。
異変を感じたら医師の診察を受けると良いですが、薬による治療ではなく、できる限り自然治癒を心がけることがおすすめです。
ストレスが軽減されれば、自分が思うように活動できます。
自分の活動によって第三者に貢献できたと実感できたとき、あなたも生きがいを感じることができるのではないでしょうか。
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