1. はじめに
「最新の情報」という言葉ですが、最新の情報は本当に「最も」「新しい」とは限りません。
ネットが普及する中、良質の情報を手に入れ、さまざまなことを考える必要があります。
今回は、最新の情報を手に入れるとどのようなメリットにがあるのかについて考えましょう。
2. 最新の情報とは??
テレに等で「最新の情報」という言葉を耳にしますが、どこまでがマスメディアによって情報の新鮮さが異なります。
例えばテレビ等の中継を交えて、ある人物が記者会見で述べている内容は、「生」で喋っていることですので最新の情報といえます。
しかし記者会見を開く前に、その人物もどこかで記者会見で述べることを話しているでしょう。
つまりテレビをみる私たちによっては、初めて公開される情報ですので「最新」かもしれませんが、その人物の記者会見の内容を知っている人からすると「最新」ではないのです。
上記のお話しは一例ですが、自分が得たい情報がある場合は、できる限り最新の情報をもっている人とつながることが鉄則です。
情報は川の流れのように、上流から下流に流れます。
例えば上流では川幅がせまいように、上流の情報は一部の人間しか知り得ません。
それが下流に流れるにつれて、さまざまなところに下流の水は流れ、ときには支流になり、色々のところへ広がっていくのです。
つまり、下流の情報はみんなが知っている情報で、その情報を教育やビジネスで有効活用しても、その効力は薄いと考えられます。
教育現場のICT教育の例
教育現場でICT教育が普及し始めているのは、教育業界の人であれば誰でも知っていること。
ですので、世の中に「今教育現場でICT教育というものが普及しているのをご存じですか?」と発信しても、その情報はすでにみんな知っているのです。
それが中流ほどの情報になると、「○○高校はICT教育を普及させるために○億円かかった」「校内でICT教育を普及するときに○○のようなアプリ通信会社はこんな教育アプリをつくっている」「○○高校はICTを授業でこういった活用をしている」といった具体的な内容になります。
上流のほどの情報になると、次世代のICTの活用の仕方について、どのような開発をしているのかなどの内容になるでしょう。
上流の情報をもっておくことで、誰よりもいち早く次の展開を生み出すことができるのです。
車業界(一般会社企業)の例
当社はCAR-BATONという車サイト情報も運営しています。
Wellbeing Marketing JapanのトップページカテゴリーにもCAR-BATONにアクセス可能です。
CAR-BATONに掲載している車情報の中には、まだ販売されていない車の情報もありますが、当社がネットを使って配信したことで、その情報は一気に下流の情報になります。
例えば新車の情報は、ディーラーの営業マンですら、その詳細は新車販売予定日の1ヶ月程前にしか知らされません。
それより前に情報をゲットしたければ、自動車メーカーの開発部などの人とつながりをもつことが先決です。
上流の情報を得たい場合は、人脈が必要であることがお分かりいただけましたでしょうか。
銀行の普通預金金利の例
多くの人が、今もっているお金を増やしたいと思っているはずです。
だからといって自分の貯金を銀行に預けて、普通預金利息でお金を増やそうと思う人はいません。
なぜなら、日本の銀行の普通預金利息は、多くの銀行で年率0.1~0.001%。
年率0.001%の場合、100万円を1年間預金していたとしても、その利息は10円です。
だから誰も日本の銀行の普通預金利息なんて期待していないのです。
下流の情報として、これが外国の銀行だとどれくらいの普通預金利息がつくのか、2017年の情報ですが以下にまとめました。
順位 | 国名 | 年率 | 順位 | 国名 | 年率 |
1 | ガーナ | 25.50% | 6 | ベネズエラ | 22.49% |
2 | アルゼンチン | 24.75% | 7 | ハイチ | 20.00% |
3 | マラウイ | 24.00% | 7 | イラン | 20.00% |
4 | モザンビーク | 23.25% | 9 | ベラルーシ | 17.00% |
5 | ザンビア | 23.00% | 10 | アンゴラ | 16.00% |
1位のガーナに日本円を100万円預金しておくと、1年後には125万円5000円になり、日本との差は25,500倍にもなるのです。
ただいずれも発展途上国の銀行ですし、日本人の中には安心して預金できないという方もおられるでしょう。
これらの国に預金しても、先ほどお示ししたような単純計算で利息が計算できるわけではなく、為替レートについても考えなければいけないことを、念頭においておく必要があります。
だから外国の普通預金利息を利用してお金を増やしたい人は、ドルが使用できるフィリピンのオウンバンクを利用しているのです。
オウンバンクは年率8.5~11.5%で、ペイオフ制度(銀行が破綻しても決められた上限額が補償される制度)がありますので、安心して利用している方がたくさんいます。
ちなみに今ご紹介したフィリピンの情報も、下流の情報です。
3. 最新の情報をゲットするためには??
先ほどのお話しで、最新の情報を知っていると、自分にとってプラスが生まれることがお分かりいただけたでしょう。
最新の情報をゲットしたい場合は、自分にとって有力な最新情報をもっている人と人脈を築くことです。
前述のICT技術、車の製造、銀行の利息を視野に入れている方は、会社企業の中でも上層部の人でしょう。
そのような方と人脈を築く一例として、飛行機を利用する場合はファーストクラスやビジネスクラスを利用すると、そのような方々と出会えます。
ファーストクラスやビジネスクラスでは隣席の方同士で会話される方が多く、そこで人脈を築く方も少なくありません。
また夜にお酒を飲むときも、居酒屋でお酒を飲むより、ホテルのラウンジやバーでお酒を飲むと、値段は高くつきますが、上層部の方と出会えるチャンスは増えます。
このように最新の情報を得るためには、自分で人脈を広げることが大切なのです。
4. まとめ
今回は、最新の情報を手に入れるとどのようなメリットにがあるのかについて考えました。
最新の情報を得ることで、誰よりもいち早くその情報を生かして自分を発展させることができますし、その情報を生かして世の中に貢献することができるでしょう。
教育も会社企業も「先を見る」ことが大切で、先を見るためには最新の情報を手に入れなければいけません。
あなたが出会いたい人と会うためには、その方がいらっしゃる環境に自ら飛び込む必要があります。
今回の記事をお読みになって、これまでの人脈を大切にし、また新たな人脈を広げながら、あなたによって有利な最新情報をゲットしてください。
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