ネット社会が学歴社会を終わらせる?これからの本当の教育・学びとは?

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1. はじめに

現代ではネットが普及しており、ネットがなければ生活できません。

ネットが普及するにつれて、学歴社会はさらに衰退することが言われていることから、教育現場の教育や学びを変化させていかなければならない気がします。

今回は、ネット社会による学歴社会の崩壊や、これから本当の教育・学びついて考えていきましょう。

2. 学歴社会は崩壊している??

一昔前は、有名大学に進学するほど一流企業に就職することができ、一生安泰だと言われていましたが、現代では公務員までもがリストラされているように、一流企業に勤めれば一生安泰などという考えは古いです。

また会社企業が求めているのは高学歴な人ではなく、会社企業に入って何ができるのか、どれだけの実力を発揮することができるのかという「実力社会」へと変化してきています。

昔は高学歴ほど地道に努力する背景があり、また幅広い知識・教養を有しているため、何か会社企業に貢献してくれると思われていたのでしょう。

しかし現状は、学生時代に得たはずの知識・教養が応用できないのか、インプットはできますがアウトプットを不得意としている方が多い現状があるのです。

会社企業は常に競争社会の中にいるため、新しいことをどんどんしていかないといけないため、高学歴であってもそうでなくても、結果を出してくれる人を求めています。

もちろん高学歴の方で結果を出している方はたくさんいますが、昔のように会社企業の採用試験のときに、出身大学をみて内定が出たり、高い評価を得る時代ではないことは間違いありません。

必要とされている要素・能力は過去と現在・未来では大きく異なる

会社企業の人事を担当している方は、実際にどのような人を採用するかを決めているわけですが、先ほどご紹介したように、現代は履歴書の学歴が見られて高い評価を得る時代ではありません。

日本の受験制度を見ていると、いまだに学力試験のみを実施し、試験の点数だけみて合格を決めていますが、いつまで「点数が良い=優秀な人材」のような制度を採っているのでしょうか。

これまでに日本の教育は「暗記」「計算」が重要視されてきました。

つまりたくさんものを知っている人、計算が早い人は「有能」とされていたのです。

しかしデジタル化が進む今、人の暗記は100円均一で販売されているUSBメモリーにすら勝てませんし、エクセルの計算機能にすら計算能力は勝てません。

全国模試で1位をとった人ですら、100円均一で売られているものに勝てないのです。

つまり昔「有能」とされていた人は、現代では有能という扱いではありません。

それなのに日本は、いまだに試験のスコアで合否を決めるような入試制度を採っていますし、受験に合格させるために、学校は必死に受験に合格させるための知識・教養詰め込み式学習指導をしています。

海外の入学試験では、面接が当たり前のように行なわれ、試験のスコア50%、面接50%で合否を決めているところが多く見受けられます。

面接では、面と向かって話すことでコミュニケーション能力を図ることはもちろんのこと、ペーパーでは測れない知識・教養をチェックすることができるからです。

いつになれば日本の教育もこのような制度を導入するのかと、つくづく思います。

必要とされている要素・能力は、過去と現在・未来では異なるのです。

日本の教育現場は遅れている!保護者は学校選びを慎重に!

日本の教育現場が、いかに遅れているかはお気づきいただけたでしょう。

面接を実施していない教育機関は、単に教育機関が面倒に思っているとしか捉えられません。

本当に優秀な人材がほしいのであれば、どのような人物かをみるべきではありませんか。

日本の教育現場は違和感をも覚えさせます。

例えば、私は大学で経営学の講義を受けたことがあるのですが、講義されている教授が経営の経験がないことに違和感をもちました。

経営もしたことがない教授の講義は、いわば机上の空論に過ぎず、教授から教わったことを経営で実践しても信憑性に欠けると思いませんか。

学校のクラブ活動も同じことがいえますが、サッカーの経験がない顧問に指導されるより、サッカー経験がある顧問に指導されたほうが、選手も納得いきますし、結果も出るはずです。

保護者の方は、お子さんをどこの学校に進学させるかを決めるとき、深く学校の実情を調査する必要があることがお分かりいただけるでしょう。

ネット社会が学歴社会を終わらせる??

先ほどお伝えしたように、昔は暗記や計算ができる人が有能とされていましたが、現代や未来ではそのような力はコンピュータに委ねられるようになりました。

小学校では英語やプログラミング教育が始まりましたが、それも教育現場のスタートがかなり遅いです。

グローバル時代と言われ始めて10年以上経つ中で始められた英語教育ですし、むしろ現代は英語だけでなく、中国、シンガポール、マレーシア、フィリピン、ミャンマー、ベトナム、カンボジアなどで使われている言語を学ぶべきです。

とくに日本は、今後フィリピン、ミャンマー、ベトナム、カンボジアとの関わりが深くなるでしょう。

Well-being Marketing Japanもそれらの国に視野をあてています。

プログラミング教育に関しても、履修しておくことに越したことはありませんが、今ではコンピュータがプログラミングしてくれますので、改行タグなどのテキストを知る必要はありません。

このような展望をもたなければ、いくら学歴を有していても意味はありませんし、先ほどご紹介したように世の中を知っている人ほど、実力をもっている人ほど、社会から求められるのです。

3. 学びの三原則

あなたが今の実力社会の中で生き抜いていくためには、教育現場では教えてくれない、以下の3つの教育・学びを受ける必要があります。

超一流の人から学ぶ

超一流の人とは、とにかく結果を出している人のことをいいます。

先ほどクラブ活動の話しもしましたが、それと同様に、その方は結果を出しているわけですから、その分野の能力やノウハウをもっている人です。

その分野のNo.1から学ぶほど、自分自身に結果をもららすでしょう。

超一流の人と出会うためにも、自分自身の人脈を広げていったり、No.1の人に会うことが先決です。

素直に聞く

超一流の人は、超一流になれていますので、常に超一流になるためのノウハウを学んでいます。

その分野の新しいことに関しても情報として手に入れているのです。

もし新しい情報に精通していない人は超一流とはいえません。

そのままやる

超一流の人は結果を出している人ですから、その人の言った通りにすれば自分も結果が出るはず。

超一流の人から教わったことに、自分の主観を入れる人がいますが、それでは良い結果は出ません。

教わったことをそのままやることで結果は出るはずです。

4. まとめ

今回は、ネット社会による学歴社会の崩壊や、これから本当の教育・学びついて考えていきました。

日本の学歴社会は実力社会になっていますし、実力社会の中でもネット社会が主流のうちの1つになることは間違いありません。

必要とされている要素・能力は、過去と現在・未来では異なります。

あなたがこれからの未来を生き抜いていくために必要な3つの学び方についてもご紹介しました。

この3つの原則はWell-being Marketing Japanの人材育成・人生講座でもレクチャーしていることですので、ぜひ参考にしてください。

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