1. はじめに
あなたは自分の目標を設定していますか?
目標を実現させるためには「あること」を実践すると、目標を達成することができます。
今回は、目標を実現させる方法について考えてみましょう。
2. 目標を実現させる方法とは??
人は生きていく中で、さまざまな目標を設定していきますが、目標を設定するからにはそれを実現しなければ意味がありません。
私は生徒にも「将来の夢」という表現ではなく「将来の目標」という言い方をしているのですが、その理由は「夢」だと「こうなりたいなぁ」と夢を見て終わってしまうケースが多いからです。
目標は実現・達成するために設定するものですので、目標を立てたからには実現していかなければ意味がないでしょう。
では具体的に、どうすれば目標を実現することができるのでしょうか??
目標を実現した自分をイメージする
目標を実現させるためには、自分が目標を実現した姿をイメージすることが大切です。
人はイメージできることは実現できますし、イメージできないことは実現できません。
ただ目標を実現した自分をイメージするだけではいけなくて、自分が目標を達成するまでのイメージをもつ必要があります。
また目標を達成したときの自分がどうなっているのかもイメージしましょう。
人は、具体的、詳細で、鮮明なイメージすることで、身体がそっちに向かっていくのです。
例えば、自分がお金持ちになったとします。
そのときに、自分はどういう姿になっているのか、周囲は人がどう変わるのか、食べるものがどう変わるのか、乗る車がどう変わるのか、住んでいる場所がどう変わるのか、周囲の人が何て言ってくるのか、とにかく具体的にイメージすることが大切なのです。
脳、心、身体、言葉はすべてつながっている
人は、脳、心、身体、言葉をもっており、これらを一致させることで、目標の実現は一気に加速します。
脳でイメージし、心の中で思い込み、言葉に出すことで、体が行動へと移していくのです。
例えば、以下のように立位体前屈をします。
そのときに、脳で自分の体がタコのような軟体動物をイメージし、心の中で「自分の体はタコのように柔らかい」と思い込みます。
それと同時に、「自分の体はタコのように柔らかい、自分の体は柔らかい」と言葉で出し続けていくのです。
これで脳・心・言葉が一致しましたので、あとは体を使って立位体前屈をすると、これまでの自分の記録以上に体が柔らかくなっているのです!
私の人生講座を受けた生徒は、これをみんなで実践しており、生徒の90%以上が新しい記録を出しています。
このように脳・心・言葉・体はつながっていますので、あなたが自分の目標を実現した自分を、より細かく脳でイメージし、心で目標実現できると思い込み、言葉で「自分は目標実現できる」と口に出すことで、体が自然と反応していくのです。
3. じょうずな目標の設定の仕方
目標を実現するためには、大目標と小目標をじょうずに設定する必要があります。
大目標とは、実現したい最終目標のことを言います。
小目標とは、大目標を実現するために設定する小さな目標です。
例えば、学校の先生になりたいとしましょう。
大目標が「先生になる」でしたら、以下のような小目標を自分で立てていくのです。
●先生になった
↑
●大学を卒業する
↑
●教員採用試験を受けて合格する
↑
●大学で教職課程の講義を受けて単位を修得する
↑
●大学受験に合格し、入学する
これらは基本的な小目標ですが、これよりさらに細かく目標を設定します。
例えば、以下のように大学受験に合格するためにはどうしたらいいのか、小目標を立てていきます。
英語が苦手なので英語を学習するという小目標の中でも、単語が覚えるという小目標、単語の中でも動詞を覚えるという小目標といったように、自己分析を繰り返しながら、どんどん小目標を立てていってください。
大切なのは、細かい小目標をたくさん立てること、その小目標は自分で実現できる小目標を設定することです。
実現できない小目標を立てても意味がありませんし、実現できない小目標を立てて実現できなかった場合、自己嫌悪に陥ってしまい、効果はマイナスに働いてしまいます。
このように大目標が実現できる小目標を設定し、実現していくことであなたの大目標は実現できるでしょう。
4. まとめ
今回は、目標を実現させる方法について考えてみましょう。
大目標を実現させるためには、自分で達成できる小目標をたくさん設定し、それを1つずつクリアしていくことで大目標につなげていくことが重要です。
目標を実現させていくときは、脳・心・言葉を一致させながら体を動かしていくことで、より目標の実現につながるでしょう。
今回の記事をお読みになって、ぜひあなたの目標を実現させてください。
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