価格競争のメリット・デメリット!あなたは安さと性能の良さどちらを選ぶ??

IT事業

1. はじめに

テレビCMや街なかの店舗を見ていると、同じような業種の会社企業がたくさんあります。

お互いにお客様をとられないように価格競争を行なっている光景もみられますが、その価格競争にはメリット・デメリットがあるのをお考えになったことはあるでしょうか。

またみなさんが商品・サービスを購入するときに、安さを重視しますか、性能を重視しますか??

今回は、価格競争のメリット・デメリットについてお話しします。

2. 価格競争メリット・デメリット

価格競争とは、ライバルにお客様が流れないように、お互いの会社企業が商品・サービス価格を下げて競争することをいいます。

商品・サービスを購入する側からすると、価格は安いに越したことはありませんが、その部分だけに執着するのではなく、もう少し広い視野をもってメリット・デメリットについて考えていきましょう。

商品・サービスを販売する側のメリット・デメリット

まずは商品・サービスを販売する側の立場になってみます。

商品・サービスを販売する側のメリット

商品・サービスを販売する側のメリットとしては、価格競争が起きて商品・サービスの価格を安くすることで、たくさんのお客様が店舗にきてくれることでしょう。

お客様が商品・サービスを購入していくことで、物販事業の場合は在庫を抱えなくて済みますし、店舗にきてもらったついでに、他の商品も購入してもらえる可能性が高くなります。

価格を安くすると店舗側の利益は少なくなりますが、たくさんの商品・サービスが売れるほど、利益そのものは増えていくでしょう。

利益が増えれば、次に販売する商品を仕入れることができますし、仕入れた商品を販売することで、再び利益を得ていく、これが会社企業・店舗の経営を継続させるための基本なのです。

商品・サービスを販売する側のデメリット

価格競争が起きると、定価より価格を下げて商品・サービスを売ることになるため、利益率はどうしても低くなります。

会社企業・店舗は得た利潤(利益)をもとに、次の仕入れをしたり、従業員に対してお給料を払ったり、施設や設備にお金を使っていくのです。

それらに投資する(お金を使う)ことで、次の利潤を得ながら会社企業・店舗の経営を維持していくわけです。

もし会社企業・店舗が得る利潤が少ないと、投資するお金が不足するということですので、経営を成り立たせることが難しくなる可能性が出てきます。

これが価格競争の最大のデメリットで、会社企業・店舗が倒産すると、失業者の割合が高くなりますし、それらが倒産していくと関連企業にも悪影響を及ぼす可能性が出てきて、倒産の連鎖を引き起こす可能性すら出てくるのです。

これが不景気(不況)の始まりになってしまうのです。

商品・サービスを購入する側のメリット・デメリット

商品・サービスを購入する、つまり「お客様」のメリット・デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

商品・サービスを購入する側のメリット

お客様の立場では、商品・サービスが安いと、それだけ支出が少ないわけですので、誰しもが嬉しく感じるでしょう。

商品・サービスが安いと、まとめ買いする意欲もわきますので、たくさん商品・サービスを手に入れることができます。

商品・サービスを購入する側のデメリット

商品・サービスの価格が安いことはメリットですが、商品・サービスの価格が安いと、品質や性能に落ちているのではないかという懸念が出てきます。

安く販売しているということは、訳ありで商品・サービスの価格を下げていることが考えられますし、もしくは本当に販売者側が利潤をけずって販売していることが考えられるのです。

いずれにしても価格競争が続くと、販売者側も購入者側も不利益を被る可能性があります。

商品を売るにしても買うにしても、均衡価格(適正な価格)の設定が求められるわけです。

3. Well-being Marketing Japanの商品・サービスの価格設定

Well-being Marketing Japanでは、教育事業、IT事業、物販事業、それぞれで商品・サービスを販売しています。

当社も利潤を得るためにそれらを販売しているわけですが、得た利潤のほとんどは投資に使われます。

「投資が投資を生む」という言葉があるように、得た利潤を投資に充てることで、さらなり利潤を獲得することができ、これをくり返して行なうことで、利潤を膨らませることができるのです。

また当社で設定している商品・サービスの価格設定は、均衡価格より安く設定しています。

物販事業のように、ものに使用期限、賞味期限、年数が経過すると価値の下がるものに関しては、価格を下げる場合があるでしょう。

しかし教育事業やIT事業のように、サービスを販売する事業の価格設定を下げることはまずありません。

例え他の会社企業・店舗より価格設定が高くても、価格を下げることはないのです。

なぜなら、価格に応じた商品・サービスを生み出しているわけで、価格を下げるということは、自社の商品価値を自分で下げるのと同じことになってしまいます。

自信をもって商品・サービスを生み出しているわけですので、価格に納得していただいたお客様に、商品・サービスを購入していただくことで、販売者側も購入者側も納得するでしょう。

お客様から商品・サービスを購入していただき、利潤を得ることで、さらに進化した商品・サービスを供給できることを、購入者として理解を深めるところではないでしょうか。

4. まとめ

今回は、価格競争のメリット・デメリットについてお話ししました。

価格競争が起こると、販売者・購入者それぞれにメリット・デメリットがあることをご理解いただけたでしょうか。

商品・サービスの価格が下がりすぎると、会社企業や店舗の倒産につながり、それが連鎖すると国内で不景気が発生する可能性が高まります。

不景気が発生すると、国内で失業率が高まり、仕事が少なくなり、入ってくる利潤も少なくなります。

そうならないためにも、商品・サービスは適正な価格を設定し、購入者側はその価格を理解したうえで商品・サービスを購入する必要があるのです。

今回のお話しを、ぜひ普段の生活に生かしてみてください。

 

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