1. はじめに
1月も終わり明日から2月になりますが、4月からの新生活に向けて起業を始めようと思っている方が多いのではないでしょうか。
ビジネスを始める方は、さまざまなこと試行錯誤していると思いますが、ビジネスを始めるうえで知っておかなければいけないことがあります。
経営者や経営戦略にあたっている方も、この記事に書かれていることを念頭に経営されています。
今回は、起業初心者にビジネスを始めるうえで知っておくべきことをご紹介します。
2. ビジネスは超シンプル
ビジネスという言葉を聞くと、ものすごく難しいイメージをもつ方がいます。
ビジネスを成功させたいがゆえに、自分の頭の中でさまざまな考えがめぐってしまいがちですが、ビジネスについて深く考えすぎると「結果」が出なくなります。
ビジネスとは「何かを売ってお金をもらうこと」。
たったこれだけです。
何も複雑なことはありませんよね?超シンプルです。
「何を売るか」「誰に売るか」「どうやって売るか」を考えるだけ。
起業初心者は、これを基礎にしながらどのように経営していくかを考えると良いでしょう。
なぜ経営が複雑で難しいと思われるのかというと「これをこうしたら売れるんじゃないか」「この対象だけじゃなくてこの対象にも売ろう!」とさまざまな考えが増えてしまうからです。
たくさんの考えや意見が出ることはいいことなのですが、ビジネスの基本である「何を売るか」「誰に売るか」「どうやって売るか」を忘れてはいけません。
3. ビジネスの成功策は「複製可能なものを売る」
ビジネスを成功させるうえで必要なことは、1人でも多くの方に買ってもらえるもの・サービスをつくること。
たくさんの人が買い求めているものが少数しかなければ、ビジネスが成功したとはいえません。
お客様が多く集まっている商品・サービスはどんどん再生産していく必要があるのです。
だからといって、いつまでも同じもの・サービスを作り続けていてはいけません。
2020年1月現在ではタピオカブームが過ぎたといわれるように、今売れているものは瞬時に売れなくなるのです。
つまり有限なものをいつまでも売り続けていては、いつか限界がきて頭打ちになります。
これは、ものやサービスに限って言えることではありません。
例えば、会社企業でみられる「残業」は自分の身(時間)を売って残業代をもらいますが、身体は有限のものですので、いつまでも自分の残業が続くわけではないです。
芸能人も同じで、芸能人はこの世に1人だから有限であり、芸能プロダクション会社は、今ブームの芸を実現できる芸能人を雇用し再生産(複製)しています。
起業初心者は現代の社会情勢を読みながら、将来どのような社会情勢になるのかを見越しながら、ものやサービスを生み出さなければいけません。
今出されている「新商品」は、この瞬間では「新」商品ですが、1日・1ヶ月・1年と時が少しでも進むことで「退化」しています。
将来どのようなもの・サービスが求められるかを見据えつつ複製していくことが、ビジネスの成功の1つなのです。
4. まとめ
今回は、起業初心者にビジネスを始めるうえで知っておくべきことをご紹介しました。
これからビジネスを成功させるためには、将来どのようなもの・サービスが求められるかを見据えつつ複製していくことが大切であることがお伝えしました。
私は学生のときに学習塾を経営していたことがありますので、起業を一から経験したことがあります。
また学校教員のときは生徒募集(集客)をする際に、単に「うちの学校にきてください」というだけでは生徒は来てくれませんので、魅力ある学校の特徴をアピールしていきました。
言いかえると、魅力のあるアピールができなければ生徒募集をすることはできません。
このような経験をする中で、いざ「ビジネスとは何だ?」と振り返ったときに、ビジネスは「何を売るか」「誰に売るか」「どうやって売るか」という結果に至ります。
今回の記事を参考に、これからビジネスを始める方はビジネスを難しく考えず、未来を見据えてお客様が何を求めているかを考えながら起業してみてはいかがでしょうか。
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